内服抗真菌剤について

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白癬の症状別治療法と成績趾間型足白癬→(外用抗真菌剤)→約4週間後、改善率75〜80%小水疱型白癬→(外用抗真菌剤)→約4週間後、改善率75〜80%角化型足白癬→(内服+外用抗真菌剤)→約3ヶ月後、改善率80%爪白癬→(内服+外用抗真菌剤)→1年以上後、改善率50〜80%抗真菌剤趾間型・小水疱型足白癬の治療趾間型足白癬、小水疱型足白癬の治療には、主に外用抗真菌剤が使われます。

 

また、角化型足白癬と同様に、白癬菌をばらまかないために外用抗真菌剤を併用します。

 

新しい内服抗真菌剤が爪白癬にどれだけ効果があるかを期待します。

 

角化型足白癬の治療従来の外用抗真菌剤は、角化型足白癬に対して全く効果がありませんでした。

 

しかし、内服抗真菌剤を服用しても、表面の白癬菌は生きています。

 

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薬は腸管から吸収され、皮膚の角層に運ばれて抗菌作用を発揮します。

 

しかし、内服による角層中の薬剤濃度では白癬菌殺菌の力はなく、その発育を止めるのみです。

 

菌が皮膚からいなくなるためには、爪や角層が代謝し新しく生え変わって菌のいる古い部分がなくならなければなりません。

 

ページのトップへ ▲内服用抗真菌剤を使った治療内服用抗真菌剤のみで治療を進める場合、一度治療を始めたら足白癬の場合でも4週間以上にわたって薬を飲み続ける必要があります。

 

爪白癬の場合、手の爪では3ヶ月以上、足の爪では6ヶ月以上かかる場合もあります。

 

この方法で爪白癬を治療した場合の有効率は50%以上あるのですが、再発も多く見受けられます。

 

ページのトップへ ▲新顔の内服抗真菌剤従来からのグリセオフルビンに加えて、最近はイトラコナゾールとフルコナゾールが白癬治療に使用されるようになりました。

 

白癬治療薬の選択肢がますます広がっています。

 

表在性白癬のいくつかの病型に対してその効果は、新しい内服抗真菌剤はいずれも、外用薬やグリセオフルビンとひけを取らないです。

 

また、これらの新しい内服抗真菌剤は白癬以外の多くの表在性真菌症にも効果を発揮します。

 

ある患者の水虫の原因が足白癬ではなくカンジダ症だった、といった場合に、新しい内服抗真菌剤での治療が効果がある可能性が出てくるのです。

 

足白癬の治療期間は、やはり1ヶ月以上を見る必要がありますが、再発率等のデータはまだありません。

 

ページのトップへ ▲爪の真菌症と、新顔の内服抗真菌剤爪の真菌症は、白癬菌以外のカビによるものがかなり多いことがわかってきました。

 

こうした爪真菌症は、最近増える傾向にあります。

 

爪白癬以外の爪真菌症の診断は難しいため、今までは見逃される傾向にありました。

 

こういったケースの爪真菌症の場合、グリセオフルビンは全く効きませんが、新しい内服抗真菌剤は効果があります。

 

爪白癬の治療期間や再発率等に関するデータは、現在確認中です。

 

ページのトップへ ▲新顔の内服抗真菌剤服用の注意点新しい内服抗真菌剤の副作用には胃腸の障害がありますが、それほど多くはありません。

 

イトラコナゾールやフルコナゾールは、他の薬との相互作用で副作用が出やすくなることが報告されています。

 

たくさんの薬を服用している患者は注意が必要です。

 

相互作用が報告されている薬として、ターフェナジン、リファンピシン、シクロスポリン等があります。

 

皮膚科医は、抗真菌剤を処方する場合には患者が他にどんな病気を治療しているかをチェックし、必要なときには患者のその病気の主治医に確認したりもします。

 

抗真菌剤はどんどん改良されて市場に出てきます。

 

ページのトップへ ▲白癬の症状別治療法と成績趾間型足白癬→(外用抗真菌剤)→約4週間後、改善率75〜80%小水疱型白癬→(外用抗真菌剤)→約4週間後、改善率75〜80%たむし→(外用抗真菌剤)→約2週間後、改善率90%いんきんたむし→(外用抗真菌剤)→約2週間後、改善率90%角化型足白癬→(内服+外用抗真菌剤)→約3ヶ月後、改善率80%爪白癬→(内服+外用抗真菌剤)→1年以上後、改善率50〜80%ページのトップへ ▲足白癬治療、2本の柱足白癬の治療は、現在は原則として下記の2本の柱から成り立っています。

 

局所の皮膚の環境の改善(清潔、乾燥)抗真菌剤現在市販されている水虫薬は、その全てが抗真菌作用を売りにしています。

 

それらには、皮膚の状態を改善する働きはありません。

 

発売されている薬剤の開発で、治療効果はどれくらあがってきているものか、足白癬の治療法とともに説明していきます。

 

ページのトップへ ▲趾間型・小水疱型足白癬の治療趾間型足白癬、小水疱型足白癬の治療には、主に外用抗真菌剤が使われます。

 

従来型の薬は1日2〜3回塗布しますが、新しい薬は1日1回のみのものがあります。

 

治療を始めてから4週間後に、症状が回復し白癬菌が消滅する患者の割合は75〜80%くらいです。

 

従来型の薬とクロトリマゾール以降の新しい薬との間に、あまり差はありません。

 

それは足の皮膚に薬が浸透しにくいことや、皮膚の角層が厚くて菌の排出に時間がかかっていることが理由に挙げられます。

 

ページのトップへ ▲従来型の薬の効果、新しい薬の効果前項でも述べたとおり、従来型の薬と新しい薬で治療効果があまり変わらないのは、奇異にうつるかもしれません。

 

白癬の症状は、白癬菌由来のかぶれ反応によって起こります。

 

しかし、これら抗白癬剤は、白癬菌を殺すかその活動を抑えるためのもので、皮膚から白癬菌を積極的に取り除くものではありません。

 

ページのトップへ ▲新しい薬に期待できること従来の薬と新しい薬の症状の改善率に変わりがないということは、薬が菌を抑制する働きが自然治癒にかかる速度を超えていて、さらにピークに到達しているから、と考えることができます。

 

ただ、新しい薬は従来のものと何も変わらないのではなく、これまで以上の抗真菌活性が期待できます。

 

従来の薬では不可能だった、より深い場所に潜伏している白癬菌にも効果を発揮できるのです。

 

こういった部分の従来の薬との差は、もし治療を4週間で打ち切った場合の再発率とか、十分に治療した後の数年後の完治率に今後反映されるのではないかと思われます。

 

足白癬治療は、4週間では不十分です。

 

ページのトップへ ▲爪白癬の治療爪白癬の治療のためには、数ヶ月以上にわたって薬を飲み続けなければなりません。

 

また、角化型足白癬と同様に、白癬菌をばらまかないために外用抗真菌剤を併用します。

 

新しい内服抗真菌剤が爪白癬にどれだけ効果があるかを期待します。

 

ページのトップへ ▲角化型足白癬の治療従来の外用抗真菌剤は、角化型足白癬に対して全く効果がありませんでした。

 

そこでやはり、角化型足白癬の治療には現在のところ、グリセオフルビン等の内服抗真菌剤をまず服用します。

 

薬の服用期間は3ヶ月以上が目安です。

 

しかし、内服抗真菌剤を服用しても、表面の白癬菌は生きています。

 

そこで、周囲に白癬菌をばらまかないために、同時に外用抗真菌剤を使うようにします。

 

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